Neewerの格安モノブロックストロボをα7ⅲで使ってみた【Neewerビジョン4】

B!

お久しぶりです、ブログ管理者のたにしです。
今回はAmazonで格安で買えるNeewerのモノブロックストロボについて紹介します。
なお、写真についてはほぼ素人のようなものなので、素人目線で語っていこうと思います。
今回のテーマは「自宅をスタジオにする!」です。

そもそもモノブロックって何?

まぁ、こんなマニアックなブログに来るくらいなので、わからないで見る人はいないと思いますが一応説明します。

ストロボの種類

初心者が考えるストロボはたぶんこれ

カメラの上についてるこれの名称はクリップオンストロボ。
(Amazonとかで売ってるこういうやつ。)
一般の方もフラッシュというと、スマホについてる疑似フラッシュ(LED)と、写真のこれを思い浮かべるはず。

でもモノブロックは、アイキャッチ画像にも表示されているこれ。

思っているよりもかなりでかいと思います。
そしてかなり重くて、場所をとる。
じゃあ、モノブロックを使う利点はなんじゃ?となるわけです。

モノブロックの利点・欠点

モノブロックの利点と欠点を簡単に説明します。
商品のレビューを待ってる人はもうちょっと待ってね。

利点

  • 光の強さが段違い
  • スタンドにおいて使うから、自由なライティングができる
  • チャージが早い
  • 自由度が高い
  • モデリングランプがあるから光の届く範囲がわかりやすい

欠点

  • めちゃくちゃいい値段する
  • 場所をとる
  • 動かすのが面倒くさい
  • ものによっては電源が必要
  • かなり重い

という感じです。
これは素人目線なので、ベテランの方は違う意見を持つかもしれません。

これはすごい、格安モノブロック

貧乏だけどカメラを楽しみたい!とか、素人だからあまり高いものには手を出しにくい!と思う人にはおなじみのNeewer。
入門機という位置づけで、格安ながら使える機材を販売している会社です。
現場に持ち出すので、機材は消耗品だ!というプロの方も使っています。

Neewer Vision 4 フラッシュストロボセット

題名にでかでかと商品名書きましたが、正直この商品の正式名称が、説明書を読んでもわかりません。
(たぶん、Neewer Vision 4であってるとは思うけど。)
こちらの商品のレビューとなります。

付属品

  • モノブロックストロボ
  • バッテリー
  • バッテリー充電器
  • リフレクター(レンズフードみたいなやつ)
  • 発光管カバー(最初からついています)
  • ラジオスレーブ(このストロボのみに使えます)
  • ストロボシンクロコード 長・短 各1本
  • スタンド固定用のネジ
  • 何かの白いカバー(すいません、何に使うのかわかりません)
  • 取扱説明書(英語)

α7ⅲの設定の注意

HSS(ハイスピードシンクロ)には対応していないので、1/200よりも早いSSで撮影できません。
なので基本的にはマニュアルモードで、自分でSSとF値を調整して撮影しましょう。

実は、筆者はラジオスレーブをα7ⅲで使ったことがないので、シューに接続すればすぐに使えると思っていました。
この思い込みが落とし穴で、α7ⅲ側の設定で、「ワイヤレスフラッシュ」の設定から「入」にしなければいけませんでした。

この設定さえしてしまえばバシバシ撮れます。
買ってからまだ200枚ほどしか撮っていませんが不発はありませんでした。

主に、家族をとるために使っていたので、サンプルで貼れる作例がありません……ゴメンナサイ……。
何か、作例を作ったら追記して載せようと思います。

使ってみて思ったこと

ラジオスレーブに入れる電池が、日本ではあまり主流の電池ではないことが気になりました。
あと、バッテリーの充電は本体に入れて、本体に充電ケーブルをさすのかと思いきや、バッテリーの裏にある差込口に直接ケーブルをさす方式です。
それと、何故か、コンセントに接続せずに、バッテリーに充電ケーブルを差し込むと、充電ケーブルのLEDが光ります。

バッテリーは1/8で200回光らせましたが、まだまだ使えそう。まだ底が見えていません。
電源の自動オフ機能とかはないので、電源を切り忘れてケースにしまうと次使うときに電池切れなんてことが起きます。
本体にコンセントから給電しながら使うことはできないので、絶対に使用しなければいけない時などは必ず充電しましょう。

ほかに必要な機材

アンブレラ

これはモノをとるときにも、人をとるときにもあったほうがいいと思います。
よほどきちんと計算して光を当てない限りは、ただストロボを焚いても素人臭い写真になるだけです。
アンブレラを装着することにより柔らかい光を被写体に当てることができます。

今回紹介したこのモノブロックは、特に何か特別なことをしなくてもアンブレラを装着することができます。
アンブレラにも種類があります。

トランスルーセントというタイプは白いアンブレラの後ろから、ストロボを焚き光を拡散させます。
自分が使っているのは「NEEWER2パック33"/84cmホワイト半透明ソフトアンブレラ」と「NEEWER 60inch 撮影スタジオトランスルーセントシュート」を使っています。
後者のアンブレラはめちゃくちゃ大きいので、家の中だと使えないかも……。

反射型というタイプは、傘の裏側が白色(または銀色)になっており、そこに光を反射させて光を拡散させます。
光を反射させて拡散させるので、光の量は必然的に弱まり、トランスルーセントよりももっと柔らかい光になります。
UNPLUGGED STUDIO 40インチ ホワイトアンブレラ」や「UNPLUGGED STUDIO 43インチ シルバーアンブレラ」などの商品があります。

ストロボスタンド

今回紹介したモノブロックはスタンドなしでは、手持ちでしか使えません。
モノブロックを手持ちするというのは、アシスタントがいない限りは現実的ではないし、基本的にアンブレラも装着するのでスタンドに立てて使用します。
ストロボを使ってライティングする時とは違い、モノブロックは重量があるので、しっかりしたスタンドを使い、足にはウェイトをつけるようにしましょう。

自分が使用しているスタンドは「NEEWER プロ ライトスタンド」のTypeVです。
結構がっしりしていて、モノブロックとアンブレラを装着しても倒れる心配がありません。

背景紙(布)

プロっぽい写真を撮る上で重要なのが背景です。
背景が均一な色だと、スタジオで撮ったように見えます。

背景紙は折り目が無く、きめの細かい均一な色なのできれいな写真になります。
ですが、折り目がついたり、気を使わないと汚れたりするので結構デリケートです。
あと、背景布と背景紙同じサイズを買うなら、基本的に背景紙のほうが値段が高いです。

背景布は折り目が付きやすく、少しざらっとした質感になります。(ぼかしたら関係ないけど)
折り目はアイロンをかければ伸びるし、汚れても洗えばいいので、手間がかかりますが、背景紙でやらかすよりもダメージが少ないです。

正直どっちを買うかは好みの問題だと思います。
(これも素人目線なので、ベテランの方がいたら使い分けを教えてください。)

自分は2.8mのものを使っていますが、とても大きいので、運ぶにはミニバンか軽トラが必要になると思います。
全身をとる場合は2.8mあると自由なポージングができていいと思います。
逆に上半身だけ取るときや、モノしか撮らない場合は1mちょっとの大きさのほうが、取り回しがよくていいかもしれません。

自分が使っているのは「BPS-2705 背景紙 2.72x5.5m」です。ビックリするくらい大きいです。

他にもあるよ格安モノブロック

Godox SK400II

こちらも、格安メーカーでお馴染みのGodoxが発売しているモノブロックストロボです。
Neewerのものよりちょっとだけ高いですが、全体的なスペックはこちらのほうが上です。

(公式には対応していないが)HSSのような高速シンクロが可能(らしいです。)
Godoxが出しているラジオスレーブにも対応しているので互換性抜群。
見た目もこっちのほうが若干格好いいです。

じゃあNeewerとGodox、何が違うの?となるわけですが……
ズバリ、バッテリー駆動か電源駆動かという感じです。

Neewerのほうはバッテリー駆動なので、集合写真に使ったり、電源の取れない店舗で使ったりできます。
Godoxは、電源駆動なので、スタジオや自宅で使う場合、充電切れなどのトラブルが起きにくかったりといった特徴があります。

自分の用途に合ったモノブロックを買うようにしましょう!

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